Youthful Days
「人にやさしく」とつながっていそうで、実は全然繋がっていない学園パロ。
時間軸ごとに並んでいます。
『基本設定』
=悪友編=
<一年>
『HEAD×BAT』 / 初めはベタな出会いから。
『劇的ビフォア・アフター』 / 要するに、互いの石頭で感化しあったらしい。
『天然ヒーロー』 / 学生には分かりやすく分けて二種類の人間が存在する。
『タナジャガ』 / それは棚からぼた餅のかわりに降ってきたにくじゃが。
『愛情デリバリー』 / 元親という人間は別にお人好しというわけではない。ただ、元来世話好きな質ではある。
『オンリー・ロンリー・グローリー』 / それは冷えた昼食の場に差し込んだ手作り弁当という名の一筋の光。
『とある男のどこまでも真剣な主張』 / だって仕方がないじゃない。アイツら苦いんだもの。
『緑黄色トラップ』 / 人間関係構築へのアドバイス。初対面の人間との話題。決して野球の話はするな。
『早いモノ勝ち』 / 結局の所。何事も早いもの勝ちなのだ。喧嘩を売るのも謝るのも。
『Heart Sick』 / 病は気からと申します。では、病が治れば、このもやもやとした居心地の悪い気持ちも晴れるのでしょうか?
『曇りのち晴れ』 / 本音を言えば、気にしないわけがなかった。
『ブラスター』 / 梅雨なんていう言葉なんか知ったことかとばかりに晴れた青空。いつもと変わらぬ昼食風景。
『例えばこんな一日』 / その日は朝11時に映画館前で待ち合わせだった。
『フライ・ハイ』 / より高くより高く影に縫い止められた地面を蹴りつけて。タンっ、と地面を蹴る音が聞こえた気がした。(佐助+幸村)
『主要二科目の男』 / 所詮、重視されるのは主要二科目、英語と数学。
『亡き王女のためのパヴァーヌ』 / 断ち切れぬ想いを抱えている
『グッドイブニング・ビフォア・サマーバケイション』 / 政宗にとって久しぶりなことがいくつかあった。
『スパークリング・イエロー』 /夏休みに突入してしまえば、元親と顔を合わせる機会もなくなる。ちょいとばかり、つまらないなと思ったが・・・。
『バースデイプリン』 / それはふと唐突に、頭の中に浮かび上がってきた一つの事実。あ、と。「今日誕生日だったな」「誰の?」
『類は友を呼ぶ』 / 元親は確かに元々お祭り騒ぎが好きな質で、更に言うなら、ノリもいい質だ。
『Give and Take』 / ああ、この世は無常だと、元親は内心で遠い目をしていた。
『Interlude』 / 高校一年目の夏は、非常に楽しかった。あっという間の夏だった。
『NOT “Somebody” , I need “You”』 / 誰でもいいわけじゃない。お前「で」いいわけでもない。
『ラ・カンパネッラ』 / その音色は何を告げる?
『Be ready for diving into the sky』 / さあ恋に飛び込む準備はできた。
『スタートライン』 / 「英語がわかんねえテメエでも、これなら分かるだろ?」
=現在恋進行形編=
『Pritend not to see』 / 忘れてるわけじゃない。ただどうしていいのか分からないだけ。ただ変わりたくないだけ。
『What's your voice』 / カッコなんか気にしなくていい。結果なんて気にしなくていい。なあ? だから。ビビルんじゃねえよ、エンジン全開で。
『ガラナ』 / 肝心なことは何かって本当は分かってるんだろう?この想いよ止まるな その想いよ止めるな。
『フリーズ・プリーズ』 / スタートラインに押し込められた。鼓膜の奥で、スタートを告げるピストルの音を聞いた。
『Be Happy』 / 放課後の掃除をそこそこ不真面目に、そこそこ律儀にこなしている政宗に、片手を上げて佐助は軽く笑って見せた。
『Draw Game』 / それは丁度2時限目が終わった休み時間。
『暴君ペイシェント』 / 冬の到来とばかりに一気に気温が下がった十二月に入ったころ。政宗は風邪をひいたらしい。
『at this moment』 / よく友人以上恋人未満っていうだろ?それは言ってみれば、まるで中途半端で煮え切らない関係。
『ニューイヤーイブ』 / クリスマスが終わったあと、元親は政宗に初詣にいかないかと誘った。
=おつき合い始めました編=
<2年>
『桜吹雪と竹ぼうき』 / 放課後共に帰ろうと元親のクラスに顔を出せば。チカは外掃除だよという簡潔なお言葉。
『Love & Berry』 / 元親が甘いもの好きであるというのはそれほど目新しい情報ではない。
『LOVE LOVE SHOW』 / たまにはそんな気分の日もある。ねえ、だから。らぶらぶしましょう?
『ゲット・ウェット・スルー』 /new 金曜日の午後、学生達が集まったのは、一年分の垢をためこんだプール。
<3年>
『Blue Bird』 / 「'もし私が鳥だったら'、お前はどうする?」
『星に願いを』 /まあそれはたわいもない夢だった。
『蝉時雨』 /そこはどこか懐かしい気を起こさせる場所だった。
『スターダスト・シューティングスター』 / 楽しかった時間は驚くほどにあっというまにすぎさって。