俺屍Wパロ部屋


俺屍とは・・・
・二年しか生きられない短命の呪い
・子孫を残せない種絶の呪い
以上の呪いがかけられている一族が、呪いをかけた鬼 朱点童子を倒すまでの話
神様と交わってのみ子供を残すことができる。
神様サイドでも権力闘争があったりする。
・・・ってことを踏まえておいていただければオーケーです。
職業については是非公式で格好をみてやってください(コスプレ万歳)


妄想したダテチカは3パターン

その1 大筒士×槍使い 朱点童子(ラスボス)撃破面子 「道連れ」「片割れ

筆頭:
常に煙管を持ち歩いている。
討伐最中は火薬と戦闘の高揚で気にしないが、行き帰りの道行きではふかしてる
煙とか火薬の匂いが体に染みついてる
ヘビースモーカー。
鬼のこととか一族のこととか天界とのこととか、色々複雑な我が身について斜にかまえている。
基本、どうでもいい。
趣味人。
ニヒルな笑みが通常装備。
戦闘にかんして、うつ手はとてもえげつない。
たまに兄貴の横すれすれの弾道でぶっぱなしてくることがある。

兄貴:
切り込み隊長。
術<直接攻撃
考えるの面倒くさい。
筆頭より一月年上。
筆頭が屋敷にきて以来の腐れ縁。
戦闘時のハイテンションと、屋敷でくつろぐときの落差が結構ある。
猫好き。

朱点を撃破したあとは、二人で京の屋敷をでて、ぷらぷら気ままな旅にでます。


その2 弓使い×壊し屋 鬼朱点撃破前 「バカップル」(え)

筆頭:
兄貴といつき兄妹の保護者代わり。
兄貴より一月年上。
男の一族が来るってきいてたのに、やってきたのが色白ちっちゃい姫ちゃんで、素でとまどった。
一族のツッコミ担当。
のはずが、兄貴といつきにはデレデレで、ツッコミ技能はもはや機能していない(愛のスルー)
冷静にみると多分苦労人。
兄貴のためなら料理裁縫なんでもこなします。
「だからおれの側から離れんじゃねえぞ?!」←結構必死(爆)

兄貴:
やってきたときは姫ちゃん。
二ヶ月の間に(初陣までに)すくすくと素敵マッスルへと劇的成長を果たす。
基本の性格はアニキだが、じつは照れ屋ではずかしがりやさん。
壊し屋である叔母にあこがれて、自身も壊し屋の道を選ぶが、一族(主に筆頭)に考え直すように説得されるが、決意は固く壊し屋に。
男の壊し屋の衣装が漢気全開なマワシであることを知らなかった(爆)
知ったときはあまりのショックで部屋に引きこもった。
あの漢気全開衣装を着るのは恥ずかしいと悩んでいたら、
筆頭が夜なべして作った特製兄貴サイズの壊し屋女衣装を差し入れられ、救われる(爆)
恥ずかしがる兄貴もたまらんらしいが、それ以上に自分以外に肌をさらされるのは許せなかったらしい筆頭。
五ヶ月歳の離れた妹のいつきを、とてもとても可愛がってる。
兄妹というか、もはやぱっと見、姉妹である(?!)
筆頭が優しい笑みを浮かべて自分をみていると、どうにも動悸が激しくなって、木の陰に隠れたくなるらしい(・・・)


その3 雷神×風神 地上に封印されてる神様 「相棒」

筆頭:
太鼓の達人(まずそこ?)
長髪&着流し
基本、気だるげで面倒くさがり。
ただし兄貴がからむときのみ機動力は跳ね上がる。
兄貴との馴れ初めは昔すぎてもはやよく覚えてない
覚えてないけど、これまでもこれからも隣にいるのは当たり前だと思っている。
というか、自分以外が隣に並んでるのを想像すると面白くないというよりももはや天界のバグ(・・・)
普段口にはしないが、兄貴の笛が大層お気に入り。
別に子供とか意識したことはなかったけれど、いざ一族と交神したら、子煩悩に目覚めた。
朱点を空から雷で狙えないか真剣に考えている。

兄貴:
笛も吹ければ三味線もイケし、実は琴もつま弾ける。
基本、封印されてるくせに元気一杯、今を楽しんでいる。
涙もろい性格で、それが原因で封印される事件をおこしたりとかもした。
言ったことはないが、いつも付き合ってくれる筆頭には感謝してる。
絶対言わないが、地上におとされても、筆頭がいたから全然気にならなかった。
筆頭との馴れ初めは覚えてるけど、我ながらこっぱずかしい青春なので、むしろ抹消したいと思ってる。
実はランク的に兄貴>筆頭だったりする(ほんのわずかな差だけど)
元々情にあつい性格なので、子供ができたら絶対親ばかになると自覚していたけれど、
やっぱり親ばかになった。
子供との別れのときは、周りの目も気にせず号泣し、むしろ子供から泣かないでくださいと諭されていた。
子供を見送ったあとは、筆頭に慰めてもらったらしい。
朱点の境遇にも同情的だが、うちの子に何かしたらフルボッコにしてやると心に決めている。


+sss+

VER.大筒士×槍使い 朱点童子(ラスボス)撃破面子 「道連れ」「片割れ


=薫風=

でかい図体をさらして、元親は障子を開け放って無防備に寝ている。
確かに今日は程よい暖かさで、昼寝日和なのだろうが。
「昼飯喰ってそのまま寝るなんざ、ガキでしかねえな」
呆れ半分、喉で笑いながら、政宗はその隣へと足を向けた。
歩くときに足音を消すこと、気配を殺すことは常からだ。
別に驚かせようとたくらんでいたわけではないが。
腰を下ろしてその顔をのぞき込もうとしたら。
ぱちりと、その瞳がこちらをみかえして。
どこか楽しそうに唇が弧を描く。
政宗を認めた瞳が柔らかく眇められる。
「やあっぱテメエだな」
「An?」
その言葉の意味がよく分からなくて目で問い返せば。
「匂いがするんだ」
「Ah,smell?」
「おお。テメエはいつでもどこでも、煙草の煙まとわせてるからな」
「それなら当主もそうだろ」
政宗ほどではないが、当主も煙草をこよなく愛している。
そう言えば、元親はとっておきの秘密を告げるかのように瞳をきらめかせて笑う。
「テメエのはなあ、煙草と火薬と焦げた匂いが入り交じった、そりゃもう俗っぽいイイ匂いがするんだよ」
「・・・褒められてる気がしねえんだが、Honey?」
煙草と火薬は否定はしないが、俗っぽいイイ匂いってのは何だ。
「イイ匂いだぜ?」
喉をふるわせ、元親は政宗のほうへと体を向けた。
政宗は手を持ち上げて、その髪を戯れに撫でてやる。
そうすると、ますます夢うつつにただようように、元親は頬を緩ませた。
政宗の体にすり寄るようにして目を閉じる。
「これはお前の、お前だけの匂いだからな」
「・・・・・・」
「この匂いがありゃ、どこにいたって、おれはお前のとこにたどり着けるぜ?」
手触りのいい髪に指を絡めて、政宗は呆れたように肩を下げた。
「・・・アンタは犬か」
返されたのは静かな寝息と締まりのない寝顔だった。





=口づけ=

かけ声一閃。
「おらあっっ!」
渾身の力で槍を繰り出し、並んだ敵を腹から串刺す。
直後噴き出す赤黒い血と臓物を真正面から浴びるのはいつものこと。
なもんで、基本元親の装束は、討伐を終えて京に戻るころには使い物にならなくなる。
乾いた血と臓物の欠片が染みこみ固まって、洗ったところで落ちやしなくなるのだ。
異臭の固まりともいえるが、討伐中は皆ほどよく嗅覚が麻痺しているのか、気にはしていない。
多かれ少なかれ、前衛にいる人間は同じような状況になるものだからだ。
目に入るのだけは面倒なことになるから、元親は無造作に掌で血でぬめった己の顔を拭った。
「元親」
いつも元親の後ろから敵を鈍り玉で撃ち抜いている男の声に、名を呼ばれるて振り返る。
己を呼ぶその声はいつも側にあって当たり前のもので、振り返るのに一々考えることなど必要としない。
肩を掴まれ、元親は瞬間眉を寄せた。
奪われるのはいつも唐突だ。
熱い舌が傲慢に口を開けと要求する。
逆らうのも面倒で、元親は早々に抵抗は諦めて、政宗の望むとおりにしてやった。
ひとしきり舌を絡めて吐息を奪っていった政宗は、唇を離してこう言った。
「いい加減馬鹿みてえにつっこんでいくのは止めたらどうだ?」
「ああ?あんな雑魚相手に毎度毎度術使うほうが面倒くせえっての。ぶっさしたほうが楽だろうが」
一族きっての槍使いとして、思ったままを述べれば。
政宗は元親の下唇を甘く噛みながら。
「不味いんだよ」
失礼極まりない、さらにいえば身勝手な台詞を臆面もなく言い切ってくれる。
「口寂しいだけのやつが偉そうなんだよ」
片眉を上げて言い返せば。
「Ah,アンタが生きてるのを噛みしめてんだよ」
政宗は唇をかすかに引き上げて笑う。
「なるほど」
元親は政宗の答えに思わず納得してしまった。
だからこの男は、京にいるときは一度も口づけをしようとはしないのか、と。
元親は目を伏せた。
それを寂しいと思ったわけでもなかったけれど。
政宗は瞳の奥に一点、燃えるような熱をたたえながら、もう一度、元親の唇を優しく舐めた。



=フライングゲット=

「なあ、お前子供作んねえの?」
「Ah,その言葉まんまアンタに返すぜ?」
「まあおれのとこはなあ」
自分から話を振っておきながら、元親は何とも言えない顔で頬をかいた。
「これ以上濃くしてもなあ」
父親は一族の氏神。
「仕方ねえことだが、まあそういうことだな」
政宗の母親は天界最高位の女神。
無理矢理に濃くさせられ、人とは言えぬ力を封じ込められた血。
朱点と言われた鬼が高らかに笑いながら告げた言葉。
次に消されるのは誰か、なんぞ。
言われなくとも、自分たちが身にしみて分かっている。
そう、自分たちとあの鬼は同じ生き物だ。
「一族を継ぐ人間っていう意味でなら、他のやつらがちゃんと跡継ぎ残してくれてるしな」
「まあなあ」
それにと政宗は唇に微笑を浮かべた。
きゅと帯をしめて、政宗は顔を隣に向ける。
「今さら、残すべきもんでもねえだろ」
神と交わらない理由なんて、それだけでいい。
元親は静かに瞬いて、微かに唇を持ち上げた。
言葉のない肯定のように政宗は思った。
この身に宿った力を知ったときから、己の血を残したいという欲求はなかった。
まるで花のように。
短いときを咲き誇ってそして散る。
それでいいと政宗は思っている。
それが、この家に生まれた己の生だ。
自分とは違う装束を纏った元親を見る。
自分とは違う、けれど同じ、鬼の血を被る男。
短い生の道連れ。
この男と今を生きて生きて生き抜いて。
この男の隣で死ねれば、それはきっと最上の人生だと思う。
「なあ」
「An?」
「もしあの馬鹿ぶちのめして、帰ってこれたらよお・・・」
そこまで言って、元親はふと照れたように政宗から顔をそらした。
そして、何でもないと笑って肩をすくめる。
「ま、んなことは今考えるこっちゃねえわな」
忘れてくれ、と笑って背を向けようとする元親の腕を政宗はひいた。
その唇に、己の唇を触れあわせる。
そのまま、互いの呼気を奪うようにがむしゃらに口づけあった。
どちらともなく顔を離した。
「え、ちょ、テメエなにいきなり・・・」
元親は目を見開いて、しきりに瞬いた。
今まで屋敷で口づけたことなどないからだろう。
素で戸惑ったようなその様は、らしくもなく初々しい気がして、何だか可愛らしいとすら思った。
政宗は濡れて赤くなった唇を引き上げ、にやっと笑った。
「地獄から帰ったら、その先ちゃんと言ってくれよdarling?」





=願わくば桜の下にて春死なん=

朱点と呼ばれた鬼は死んだ。
一族にかけられた呪いは解けた。
もう、役目に縛られることもないのだと。
それを知ったとき、政宗が選らんだのは、京を救った英雄の家を出、故郷をでることであった。
元親とともに。
きままに外を旅した。
そして、この世に生を受けて、二年の年月が過ぎた。
二人そろって、三年目の生に突入したあと、本当に呪いは解けたんだなあと馬鹿みたいなことを感心して笑い合った。
そして、さらに二年が過ぎた。
互いにまだ、生きている。
生きて、互いの隣にいた。
桜の木の下。
五回目の春。
爛漫と咲き誇る桜花を見上げた。
隙間から青空が僅かに覗いていて、鳥の声が遠くから聞こえた。
「どうするよ」
花を見上げて、元親は軽い声音で問いとも思えぬ言葉を紡いだ。
返事を求めていないことはその声音で分かったから、政宗はただ静かな沈黙を返した。
別にこいつは今、おれの言葉が欲しいわけじゃない。
元親は政宗を振り返ることなくもう一度いう。
「なあ、どうするよ」
柔らかな春風が、元親の髪を揺らして吹き抜けていく。
「こうして桜を拝むのも、五回目だぜ」
「確かに五回目だな」
「五回も拝んだらよ、どう考えてももう十分だよなあ?」
「おれもそう思うぜ」
うんと元親は一度大きく頷いた。
そしてゆっくりと振り返る。
その唇には笑みが刻まれている。
その瞳は濡れて色味を増している。
「おれたち、なんでかまだ生きてんなあ」
「・・・そうだな」
「こうなったらもう、これからもまだ、生きてくんだろうなあ?」
「・・・・・・」
政宗は元親の言葉を受け止めるかのように一度瞬き、そして空を仰いだ。
舞い散る花びら。
それは自分たち一族と同じようなものだった。
咲いて咲いて咲いて散る。
瞬き一つの間に。
政宗は元親を見返した。
唇を緩める。
「そうなんだろうよ」
同じ花が咲くことはなく、またそれは自分たちも同じだった。
二度目の春を迎えることはない。
京の人ひとりがゆっくりと歳を重ねていくの間に、そうやって幾人もの一族が咲いては散っていった。
それが。
二度目の春を迎えた。
三度目の春を迎えた。
四度目の春を迎えた。
そして、五度目の春を迎えた。
もう受け入れざるを得ない。
一族にかけられた呪いは解かれたことを。
どうやら自分たちはまだまだ生きることができるらしいと。
二年の生を、悔いが無いよう駆け抜けてきた。
あとは散るだけだった。
それが。
二度目の春を迎えた。
三度目の春を迎えた。
四度目の春を迎えた。
五度目の春を迎えた。
そして、また来年には六度目の春を迎えるのだろう。
ああ、突如許された生はあまりにも果てがなく時の流れは恐ろしいほど穏やかで。
元親の声が艶を帯びて滲んだ気がした。
「倒すべき朱点はいねえ。宿願も叶った。
だったらよお、だったらおれらは。
おれらに、これから何をしろってんだ?」
はっとするような鮮やかな笑みを浮かべて。
深い青からまっすぐと。
透明な滴が伝い落ちるのを見ていた。
「おれらはこれから、何をすりゃあいいんだろうなあ?」
先を許されず散っていった幾人もの花たちのかわりに。
どうにも喉の奥が湿っぽくなって、政宗は俯いた。
無意識に、唇が弧を描いた。
嗚咽にも似た余計な吐息が溢れないように歯に力を込めた。
隙間から熱い吐息がこぼれて。
顔を上げる。
首を少し傾いで。
元親が言うところの、何様という笑みを浮かべてにやりと目を眇めてみせた。
「花見でもすりゃいいんじゃねえか?」
そう言えば、元親は声をあげて笑い、そりゃ名案だねと破顔した。